
取引所に暗号資産を預けっぱなしで、ハッキングや倒産があったらどうしよう…
自分で管理したいけど、どのウォレットが安全か分からない…

どうも、まとめ先生です!
『自分で守る』選択肢として、世界中で使われているのが、ハードウェアウォレットのLedger Nano(レジャーナノ)です。
この記事では、仕組み、現行モデルの違い、Nano Sのサポート終了、正規品の買い方までを、初心者向けに解説します。
- Ledger Nano(レジャーナノ)は、暗号資産の『秘密鍵』をネットから切り離して持ち歩ける、ハードウェアウォレットです。
- 今から買うなら、現行モデル(Nano S Plus・Nano X・Nano Gen5・Flex・Stax)から選びます。Nano Sは、公式がサポートを段階的に終了すると案内しています。
- いちばん大事なのは、公式の販売ルートで買うことと、24単語のリカバリーフレーズを自分だけで守ることです。
当記事でわかること
- Ledger Nanoとは何か(図でわかる仕組み)
- 取引所に預けるのと、何が違うのか
- 現行モデル5種類の違いと、選び方
- Nano Sのサポート終了について
- 正規品の買い方と、使い始めるまでの流れ
投資歴
運営歴
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Ledger Nano(レジャーナノ)とは?|ハードウェアウォレットの仕組み
Ledger Nanoは『秘密鍵を守る金庫』
Ledger Nano(レジャーナノ)は、暗号資産(仮想通貨)を守るための『ハードウェアウォレット』です。
ハードウェアウォレットとは、簡単にいうと、暗号資産の『秘密鍵』を、ネットから切り離して保管するための専用の機器です。
秘密鍵とは、暗号資産を動かすための『鍵』のようなものです。この鍵を持っている人が、その資産を動かせます。
Ledgerは、秘密鍵をオフラインで守る製品だと、公式サイトで案内されています。

じゃあ、本体の中に暗号資産が入っているの?

いいえ、入っているのは『秘密鍵』です。
暗号資産そのものは、ブロックチェーン上にあります。
デバイスをなくしても、リカバリーフレーズがあれば、新しいデバイスで復元できます。
Ledger Nanoの特徴
- 秘密鍵が、デバイスの外に出ない:送金は、デバイスの画面で内容を確認して、承認する
- Ledger Wallet(旧Ledger Live)アプリから、暗号資産を管理できる。500種以上のコインに、アプリから直接対応(公式サイトより)
- PINコードでロックされ、3回間違えると初期化される(公式サポートより)
- 24単語のリカバリーフレーズで、デバイスをなくしても復元できる
対応している暗号資産の一覧は、Ledgerの公式ページで確認できます。
取引所に預けるのと何が違う?|ホットウォレットとコールドウォレット
暗号資産を持つ方法は、大きく分けて2つあります。
『取引所に預ける』か、『自分で管理する』かです。
| ホットウォレット | コールドウォレット | |
|---|---|---|
| 接続 | 常にインターネットにつながっている | インターネットから切り離して保管する |
| 例 | 取引所(一部)・スマホのウォレットアプリ | ハードウェアウォレット(Ledger Nano など)・ペーパーウォレット |
| メリット | すばやく送金できて、使いやすい | オンラインからの攻撃を受けにくい |
| デメリット | ハッキングやマルウェアなどの被害に遭うおそれがある | 送金の手間が少し増える。紛失・破損に備える必要がある |
取引所に預けっぱなしのリスク
取引所に暗号資産を預けると、取引所のハッキングや、経営破綻のリスクがあります。
頻繁に売買しない、長期で持つ資産は、自分で管理する選択肢もあります。
自分で管理するときのリスク
自分で管理すると、取引所のリスクはなくなりますが、すべて自分の責任になります。
リカバリーフレーズを失くすと復元できず、他人に知られると、資産を動かされるおそれがあります。
また、偽サイトや偽メールに誘導されて、リカバリーフレーズを入力してしまう被害も報告されています。
安全なはずのLedger Nanoでハッキング被害に!XRPなど暗号資産が盗まれた原因と落とし穴とは?
Ledgerの現行モデルを比較|Nano S Plus・Nano X・Gen5・Flex・Stax
Ledgerの公式ショップ(日本)では、2026年10月20日時点で、次の5モデルが案内されています。
価格は、公式ショップの表示価格で、変更されることがあります。
クラシック型Nano S Plus¥10,099接続:USB(USB-A→USB-C)Bluetooth:なしバッテリー:なしSecure Element:CC EAL6+
クラシック型Nano X¥17,000接続:USB+Bluetoothバッテリー:最大約5時間Secure Element:CC EAL5+
タッチ型・新着Nano Gen5¥30,599接続:USB-C・Bluetooth・NFCバッテリー:最大約10時間Secure Element:CC EAL6+
タッチ型Flex¥42,599接続:USB-C・Bluetooth・NFCバッテリー:最大約10時間Secure Element:CC EAL6+
タッチ型Stax¥68,299接続:USB-C・Bluetooth・NFCワイヤレス(Qi)充電Secure Element:CC EAL6+
どのモデルを選べばいい?
| こんな人 | 選びやすいモデル(筆者の見方) |
|---|---|
| まずは安く、PCにつないで保管したい | Nano S Plus(USB接続のみ。Bluetoothなし) |
| スマホからも使いたい | Nano X(Bluetoothあり) |
| 画面を見ながら、毎日使いたい | Nano Gen5・Flex・Stax(タッチスクリーン型) |
| デザインや使い心地にもこだわりたい | Stax(最上位。ワイヤレス充電に対応) |
Nano S Plusは、公式の案内で、USB接続のみに対応します。
iPhoneなどのスマホとつないで使いたい方は、Bluetoothに対応したモデルから選びましょう。
Ledger Nano Sのサポート終了について|持っている人・迷っている人へ
Ledger Nano S(初代)は、公式サイトで、サポートが段階的に終了すると案内されています(公式サポート・2026年10月15日更新)。
これから新しく買う場合は、Nano S Plus以降のモデルから選びましょう。
公式の案内の要点
- Nano S Plusは、引き続き完全にサポートされる
- Nano Sは、今後のブロックチェーンの変更により、機能・更新・セキュリティ強化への対応に影響が出る可能性がある
- Nano Sに入っているリカバリーフレーズと資金は安全と案内されている
- メモリが小さく、アプリを何度も削除・再インストールする必要がある
Nano Sでは、ハードウェアの制限で、次の機能などが使えないと案内されています。
- Ledger Recover・Ledger Sync
- トランザクションチェック(詐欺や脅威の自動検出)
- Ledger Wallet経由でのNFTの送信
- 一部のステーキング・スワップ
- XRPアプリとExchangeアプリ(サポート終了)
Nano Sから新しいデバイスに移行する方法
公式は、新しいデバイスにアップグレードして、これまでの24単語のリカバリーフレーズで復元する方法を案内しています。
復元して、必要なアプリを入れ直すと、アカウントと残高が表示されます。
移行の手順は、公式サポートの記事で確認してください。
Ledger Nanoのメリット・デメリット
| メリット | デメリット・注意点 | |
|---|---|---|
| 安全性 | 秘密鍵がデバイスの外に出ない。オンラインからの攻撃を受けにくい | リカバリーフレーズの管理は、すべて自分の責任 |
| 使いやすさ | Ledger Walletアプリで、複数の資産をまとめて管理できる | 最初の設定(PIN・リカバリーフレーズ)に、少し慣れが必要 |
| 費用 | — | デバイスの購入費用がかかる(現行モデルは¥10,099〜¥68,299) |
| 実績 | 世界中で使われているハードウェアウォレット | 偽サイト・偽メールを使った詐欺の被害が報告されている |
PINコードとリカバリーフレーズ|Ledgerを守る2つの鍵
PINコード
PINコードとは、簡単にいうと、デバイスのロックを解除する数字のパスワードです。
3回連続で間違えると、デバイスは工場出荷時の状態に戻り、保管していた秘密鍵が消去されます(公式サポートより)。
消えるのは、デバイスの中の秘密鍵で、資産そのものではありません。リカバリーフレーズで復元できます。
24単語のリカバリーフレーズ
リカバリーフレーズとは、簡単にいうと、秘密鍵を復元するための24個の英単語です。
デバイスの紛失や故障のときに、これがあれば、新しいデバイスで資産にアクセスできます。
公式サポートでも、PINとリカバリーフレーズの両方を失うと、資産にアクセスできなくなると案内されています。
- 紙などに書いて、火災や水に強い安全な場所に保管する(筆者の見方)
- 写真やスクリーンショット、クラウド、メモアプリには、残さない(筆者の見方)
- 他人に教えない。サポートを名乗る人にも、教えない(筆者の見方)
Ledger Nanoの正規品の買い方|偽物・非正規品に注意
Ledgerは、公式サイトのストアか、正規の販売代理店で買うよう案内しています。
日本では、Ledger公式ストアのほか、Amazon Japanの公式Ledgerストアも、公式の購入ルートとして案内されています。
Amazonなどでは、同じ商品ページに複数の出品者が並ぶことがあります。販売元を確認して、公式のストアから買いましょう。
買ってから使い始めるまでの流れ
- 公式ストア(または正規の販売代理店)で購入する
- 届いた箱が、開封されていないか確認する。開封済み・改ざんの疑いがあるときは、使わずにLedgerサポートに連絡する
- デバイスの画面の案内に従って、PINコードを設定する
- 表示された24単語を、紙に書き留める(デバイスの外には残さない)
- Ledger Walletアプリで、正規品かどうかを確認する(Genuine Check)
- まずは少額で、受け取りと送金を試す
Genuine Checkとは、簡単にいうと、デバイスが正規品で、ソフトが改変されていないかを確認する仕組みです。
どこで買った場合でも、初期設定のときに実行することが推奨されています(Ledger公式より)。
Ledger Nanoのよくある質問
- QLedger Nano S Plusは、今も買えますか?
- A
公式ショップ(日本)で、現行モデルとして案内されています(2026年10月20日時点)。
Nano S(初代)は、サポートが段階的に終了する案内が出ています。新しく買う場合は、Nano S Plus以降を選びましょう。
- QNano Sは、まだ使えますか?
- A
公式は、Nano Sのリカバリーフレーズと資金は安全と案内しています。
一方で、サポートは段階的に終了する予定で、一部の機能は使えません。
新しいデバイスにアップグレードして、リカバリーフレーズで復元することが案内されています。
- Qデバイスをなくしたら、どうなりますか?
- A
新しいLedgerデバイスを用意して、24単語のリカバリーフレーズで復元できます(公式サポートより)。
リカバリーフレーズがないと復元できないため、必ず安全に保管してください。
- QPINコードを忘れたら、どうすればいいですか?
- A
PINコードを3回連続で間違えると、デバイスは初期化されます。
そのあと、24単語のリカバリーフレーズで復元して、新しいPINコードを設定します。
- QLedger Walletに、デバイスが同期されない/つながらないときは?
- A
原因を1つずつ確認しましょう。
①パソコンを再起動する ②USBケーブルを交換する ③アプリを最新にする、またはアプリを入れ直す。
それでも解決しないときは、Ledgerの公式サポートに問い合わせてください。
- QLedgerを使えば、絶対に安全ですか?
- A
「絶対に安全」とはいえません。
デバイスが安全でも、偽サイトにリカバリーフレーズを入力するなど、人のミスによる被害が報告されています。
公式の購入ルート・リカバリーフレーズの管理・偽サイトへの警戒が、とても大切です。
まとめ|Ledger Nanoで暗号資産を自分で守る

Ledger Nanoの仕組みと、選び方、買い方を解説しました!
自分で管理するなら、公式のルートで買って、リカバリーフレーズを守ることが一番大切です。
ポイントの総まとめ
- Ledger Nanoは、秘密鍵をネットから切り離して守る、ハードウェアウォレット
- 現行モデルは、Nano S Plus・Nano X・Nano Gen5・Flex・Stax(価格は¥10,099〜¥68,299)
- Nano Sは、公式がサポートを段階的に終了すると案内している。新規なら、Nano S Plus以降から選ぶ
- 買うのは、公式ストアか正規の販売代理店。偽サイトに注意
- 24単語のリカバリーフレーズは、紙に書いて、自分だけで守る
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